幕が上がる

サミットディレクターの田中です。

今日は平田オリザさんの高校演劇を題材とした傑作青春小説のタイトルを使ってみました。今日は専大松戸の公開ゲネプロ(本番と全く同じリハーサル)。沢山の高校生と父兄で劇場であるアトリエ春風舎は超満員でした。

専大松戸はとにかく照明、音響ともにきっかけが多い!高校演劇でこんなにスモーク炊く事があるのかってくらい炊いてます(笑)大きな、そして根源的な問題について、高校生が正面からぶつかって考えた、清々しい作品に仕上がっています。そして専大松戸の大きな特徴としては「ちょっと目を離すとネタが増える」ところ。稽古に数回お邪魔したのですが、毎回ネタが増える。劇場に入ってからも場当たり→ゲネプロの間にさえ、増えている。笑いの要素も見所の一つです。

もはや恒例となった公開ダメ出し、少し慣れてきました。照明の井坂さんに「公開ゲネプロにとても適した演出家だ」と、喜んでいいのかなんだか分からないコメントを頂きつつ、今日も無事に一日を終えました。

そしていよいよ明日、高校演劇サミットの幕が上がります。皆様お誘い合わせの上、ぜひ高校演劇を観に来てください。